結局メルカリ便を使うのに、出品時に配送方法を「未定」にしているのはなぜ?個人情報狙いな可能性も…
メルカリの配送方法は、メルカリ便や普通郵便などがあります。どの方法で送るかは出品者が決めますが、「未定」になっている場合も。しかし、結局メルカリ便で送られてくることもあり、購入者からすれば最初からメルカリ便にしておけば良いのにと思ってしまうこともあるでしょう。 なぜ「未定」にしているのか、考えられる可能性について、「All About」フリマアプリ・ネットオークションガイドの川崎さちえが解説していきます。 (今回の質問) 最終的にはメルカリ便を使うのに、出品時に配送方法を「未定」にしているのはなぜですか? (回答) 梱包してみないとサイズが分からないなど、出品時には配送方法を決められない理由がある場合もあります。あるいは住所や名前などの個人情報狙いの可能性も否定はできません。 以下で詳しく解説していきます。
◆梱包しないとサイズが分からないから「未定」にする
商品を出品する時点で、梱包した後の荷物のサイズや重さが分からない場合、とりあえず未定にしておこうと考える出品者もいるでしょう。例えば、普通郵便で送った方が、メルカリ便のゆうパケットよりも送料が安そうだけど、梱包方法によってはゆうパケットの方が安くなるかもしれない……といった場合もあります。 出品時に梱包した後のサイズを測る時間がないと、いったん「未定」で出品しておくケースもあるのです。
◆メルカリ便から普通郵便に変更するのは意外と厄介
出品者が送料を負担することが多いので、できる限り安い方法で送りたいと考えるユーザーも少なくありません。出品の段階ではメルカリ便の方が安いと思っていたものの、実際には普通郵便が安いと判明した場合、のちのち配送方法を変更するのは少し面倒です。 例えば、購入者がメルカリ便を指定した商品を購入したら、相手の住所などは分からないため、普通郵便に変更すると、購入者に送り先を聞かないといけないのです。購入者も個人情報を教えたくないから、あえてメルカリ便で発送する出品者を選んでいるかもしれないので、住所などを教えることに抵抗を感じる場合もあるでしょう。 しかし、最初から「未定」にしておけば、出品者がどんな方法で送っても問題ないことになるので、そのような手間がかからないのです。