5年半ぶりに節水協力を呼びかけられた沖縄 実践したら10%節水できる家庭での4方法
沖縄渇水対策連絡協議会(渇水協)が約5年半ぶりに節水への協力を呼びかけている。1人1人の小さな心がけが、生活に欠かせない水の安定供給の継続につながる。家庭でできる簡単な節水術を紹介する。 【写真】地層の赤土が見える沖縄最大の福地ダム (1)お風呂でシャワー時間を短くすると1分間で12リットル(2)洗顔や歯磨きの際の水の流しっぱなしを止めると1回当たり6リットル(3)トイレで大レバーの代わりに小レバーを使えば1回当たり2リットル(4)洗濯物をまとめて洗い回数を減らすと1回当たり50リットルの節水になる。 これらを実践するだけで、那覇市の1人1日平均使用水量(225リットル)の約10%を削減できる試算。 その他の節水方法は洗面台などの元栓を少し閉めたり、油を紙で拭いてから洗い物をしたりするなど。渇水協は「無理のない範囲で協力してほしい」と呼びかけた。(政経部・東江郁香)