新関脇・大の里が名古屋市の河村たかし市長をつり落とし 大村秀章知事には上手投げ 恒例対決にも「見てなかった」とタジタジ
大相撲名古屋場所(14日初日、ドルフィンズアリーナ)に向けて新関脇・大の里(二所ノ関)が2日、愛知県庁と名古屋市役所を訪問した。夏場所を初土俵から所要7場所で最速優勝を果たした大の里は、大村秀章知事と河村たかし市長と懇談した。 最初に向かった愛知県庁では大村知事と相撲で対決。体で受け止め優しく上手投げで勝利。続いて訪問した市役所では、靴を脱いで本気モードの河村市長につり落とし。2連勝した大の里は思わず「難しいですね」と汗をぬぐった。名古屋場所前は夏場所優勝力士が知事と市長の対決を受けるのが恒例となっているが「見てなかった」と目を丸くしていた。 この日は、愛知・安城市にある部屋宿舎で初稽古。基礎を中心に体作りを行い、「環境に慣れないといけない。下半身が大事なんでしっかりやりたい」と意図を明かした。
報知新聞社