３団体がタッグ「きくらげおこわ」開発 ２７日に５０食限定販売 福島県鏡石町
佐久間産業、御菓子司かぎや、まちの駅「かんかんてらす」の福島県鏡石町内の３団体がタッグを組み、新商品「きくらげおこわ」を開発した。２７日にかんかんてらすで限定５０食販売する。 かぎやの人気商品「山菜おこわ」の山菜の代わりに、佐久間産業が育てた「福壽きくらげ」を混ぜ込んだ商品。味付けしたふっくらのもち米に、コリコリした食感が加わっている。 かぎやは伝統菓子ぶどう氷を販売し、山菜おこわなども人気を集める。佐久間産業は自動車部品などを手がけ、２０１９年からはキクラゲ栽培を行っている。今年６月に合同で販売イベントに参加したことがきっかけで、検討が始まった。 ２２日、かぎやの江幡陽介社長、佐久間産業の佐久間一男アグリ課長、かがみいし振興公社の長田守弘理事長らが町役場を訪れ、木賊正男町長に完成報告を行った。 試食した木賊町長は「キクラゲの食感が残っており、おいしい」とお代わりをした。
１合４２０円（税込み）。かんかんてらすでの販売の後は月１回の販売イベントなどで売り出す予定。 （県南版）
