【写真：Getty Images】

　イングランド・プレミアリーグ第8節、ノッティンガム・フォレスト対クリスタル・パレスの試合が現地時間22日に行われた。試合はフォレストが1-0で勝利している。サッカー日本代表MF鎌田大地が所属するパレスは、開幕8戦で勝利なし。苦しい状況を英メディア『EPLINDEX』が報じている。　 【写真】クリスタル・パレス、最新年俸ランキング 　今夏パレスにフリーで加入した鎌田。ドイツ・フランクフルト時代の恩師であるオリヴァー・グラスナー監督と再タッグということもあり活躍が期待されていたが、開幕から8試合を消化した段階で3分5敗と勝利なし。すでに降格圏の18位に沈んでおり、チームとして浮き上がるきっかけがつかめない状況だ。 　また、同メディアは鎌田のパフォーマンスについても、「夏の目玉選手の一人である鎌田は、多くの人が期待したほどのインパクトを残すことができずにいる。フランクフルトでグラスナー監督の下で活躍したにもかかわらず、鎌田は夏にバイエルン・ミュンヘンに移籍したミカエル・オリーズが残した創造力の穴を埋めることができていない」と、厳しい評価を下している。 　そんな中で、すでに鎌田の恩師でもあるグラスナー監督にも解任の噂が持ち上がっている。記事では、「監督の任期は危うい状況にある。フォレスト戦での敗北がパレスの苦境をさらに深め、開幕8試合で勝利なしとなった。これは92-93シーズン以来、トップリーグで最悪の開幕だ。パレスは18位に低迷し、これまでの得点もわずか5点と惨めな状況で、グラスナーの立場はますます危うくなっている。トッテナムとアストン・ヴィラとの対戦を含む次の4試合は彼の将来を決定づけることになるかもしれない」と、今後4試合の結果次第では監督が解任される可能性もあると指摘していた。仮に恩師が解任されたとなれば、鎌田の去就にも大きく影響することは間違いない。 　パレスは、次節ホームにトッテナムを迎え、その後アウェイのアストン・ヴィラ、アウェイのウルブス、そしてホームのフラム戦が控えている。特に、1分7敗で最下位に沈んでいるウルブスには是が非でも勝利したいところだ。