賀来賢人“大助”ら「整理整頓」は音楽アプリ会社のオフィス清掃へ…そこで社長の浅香航大“能”と出会う<錦糸町パラダイス~渋谷から一本~>
俳優の柄本時生と今井隆文によるドラマ初プロデュース作品「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(毎週金曜深夜0:12-0:42※第2回は深夜0:27-0:57、テレ東系/Leminoにて配信)の第2話が、7月19日(金)に放送される。 【写真】カメラを持ってどこかを見つめる蒼(岡田将生) ■錦糸町を舞台にした過去の「汚れ」を掃除する掃除屋3人の人間ドラマ 東京・墨田区錦糸町を舞台に、過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターが、様々な人との出会い、出来事を通じ、自らの過去と向き合っていく。登場人物それぞれの心理や感情の動きを丁寧に描いた人間模様を、ドラマのために書き下ろしたオリジナル脚本で展開する。人生で本当に大事なことは何か、生き方の根源や人間の心理について考えさせられる人間ドラマだ。 ■登場人物の役どころは… 掃除屋の三人には、柄本、賀来賢人、落合モトキが出演し、ルポライターには岡田将生が出演する。 賀来が演じる掃除屋「整理整頓」の社長・大助は、かつて、海外でのプロバスケ選手の夢を持つが家業の跡継ぎとしての責任を放棄することへの罪悪感などを持っていた。裕ちゃんの事故により、家業の掃除屋を継ぐ理由付けができたことに安堵している。 一方、柄本が演じる掃除屋「整理整頓」の社員で、大助の幼馴染・裕ちゃんは、大助についていく形で不向きなバスケをしていたが、周囲のメンバーから浮き、より無意識に大助に依存していく。事故により車椅子生活になるも、不自由となった生活への抵抗がないことを不思議に思っている。 さらに、落合が演じる除屋「整理整頓」の社員で、大助と裕ちゃんの後輩・一平は、裕ちゃんの事故後から常に大助と裕ちゃんの仲を心配し、間を取り持とうとするがいつも少し空回りする。また、岡田が演じる一匹狼のルポライター・蒼は、表向きは地元住民や再開発が進み増えた観光客向けのフリーペーパーのライターだが、実は世の悪事を暴くために証拠の動画や画像を二次元コードで町中にばらまいている。 ■第2話のあらすじ 第2話は―― 大助(賀来賢人)、裕ちゃん(柄本時生)、一平(落合モトキ)のこの日の清掃場所は、音楽アプリ会社「fabulous crew」のオフィス。社長・能は残っているものは全て廃棄していいというが、オフィスを見回すと能ら社員の仲良さげな写真が。起業当初から子供の頃の写真まであり、三人は本当に廃棄していいのか躊躇してしまう。またほとんどの家具がレンタル品だったが、能はその事実をまったく知らず「なんにもわかってなかったんだな」とショックを受ける。 「fabulous crew」は能と幼馴染の牧田と荒川が学生時代に起業した会社だと能は語る。最初は、能が借りた青山のマンションがオフィスだったが、開発したアプリがヒットし、すぐ軌道に乗り錦糸町へ移転した。しかし、突然ある事実が発覚し会社をたたむことになったと明かす。大助らは、“幼馴染三人で起業”という同じ状況の会社のなりゆきに、思わず自分たちを重ねてしまう。 ――という物語が描かれる。 ■「全く一緒ですよ、うちらと」 公式ホームページなどで見ることができる予告動画は、裕ちゃんが「あ、錦糸町じゃないんですね」と話すと、能(浅香航大)が「僕ね、青山の出身で。幼稚園から青山なんですよ」と笑顔を見せる。そんな能に対し、大助が「幼稚園から青山…」と呟き、一平が苦笑いするシーンからスタートする。 その後、「この写真も捨てちゃっていいんすかね」と一平と大助が写真たてを眺めてる後ろを裕ちゃんが「全部、廃棄でいいって言ってたけどね」と話しながら通る場面や、「どこで間違っちゃったのかなあ」「うちらの出会いも」というせりふと共に、能、牧田(橋本淳)、荒川(猪塚健太)がオフィスを片付ける姿や能が悲しげな表情を見せる姿が。さらに、「全く一緒ですよ、うちらと」と、一平が一緒に居酒屋にいる大助と裕ちゃんに話しかける様子も。 また、「もっと誇り持ちなさい」と話す女将(MEGUMI)が登場すると、続けて「いい人ってだけじゃやってられないんじゃない」と言う声と一緒にソファに座る平井(早乙女太一)、飲み物片手に話をする心音(さとうほなみ)とミカ(矢野あゆみ)の姿が流れ、そして、ラジオ番組で「匿名の告発やって」と話すなみえ(濱田マリ)と、そんななみえに「うわ~怖かあ~」と返事をするかおる(光石研)の姿も映し出さる。 動画の最後には、警察が駆け付けるシーンと、「落としましたよ」というセリフと一緒に人が集まる中で笑顔をみせる蒼の姿が切り取られ、幕を閉じる。