ドゥニ・ビルヌーブ監督、仏レジオン・ドヌール勲章を受章
「デューン 砂の惑星」シリーズや「ブレードランナー 2049」でメガホンをとったドゥニ・ビルヌーブ監督が、フランスのレジオン・ドヌール勲章を受章した。 カナダ・ケベック出身の映画監督は10月15日(現地時間)、仏パリでラシダ・ダティ文化大臣から芸術文化勲章シュバリエを授与された。米バラエティが報じた。 ダティ大臣は、「本日、フランス語圏の偉大な映画監督ドゥニ・ビルヌーブに芸術文化勲章シュバリエ章を授与できることを大変嬉しく思います」とコメント。 「この栄誉は、彼の計り知れない才能、キャリア、そしてフランス語圏の映画界の才能の世界的影響力に貢献した彼の作品を称えるものです」と表彰した。 ビルヌーブ監督は、1998年に初の長編映画を発表し、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた「灼熱の魂」(2010)で国際的な評価を高めた。その後、ハリウッドに進出し、「プリズナーズ」「複製された男」「ボーダーライン」などを監督。2016年の「メッセージ」(16)ではアカデミー作品賞・監督賞など8部門にノミネートされ、傑作SFノワール「ブレードランナー」の続編「ブレードランナー 2049」(17)や、フランク・ハーバートのSF小説の古典を映画化した「DUNE デューン 砂の惑星」(21)、「デューン 砂の惑星 PART2」(24)などで活躍を続けている。