“偽メッシ”まで……「フェイク画像」拡散、リポストにも要注意 AIエンジニアが警鐘「ネットにフェイクがあることを前提に」
■辻さん「SNSのあり方を考え直す必要も」
有働キャスター 「フェイク動画やフェイク写真は、つい目を引くように作られています」 辻愛沙子・クリエイティブディレクター(「news zero」パートナー) 「特に、旧 Twitter の X は投稿(の閲覧数など)が伸びるとお金が入る仕様に変わって以降、真実かどうかは置いてけぼりで、とにかく稼ぐために、刺激的な投稿をする人も増えたように思います」 「プラットフォームやサービス側の設計が引き起こしている面も大いにあると思うので、SNS自体のあり方を考え直す必要も感じます。例えば、フェイクを見分けるフィルター機能など、AIなどを利用して警告を出してくれるようなサービスも出てきてほしいです」 有働キャスター 「見抜くのは難しくても、拡散しないことは誰でもできます。社会や自分を不安やリスクから守ることにもつながるので、『おっ』と思った動画こそ、少し立ち止まる。ぜひ、リポストやシェアの前に一呼吸置いてみてください」 (11月8日『news zero』より)