【Japan Data】大リーグ2024年シーズン開幕へ 日本人選手は大谷ら11人
米大リーグがいよいよ開幕する。2024年は初の日本人メジャーリーガーが誕生して60年目の記念すべき年。絶大な人気を誇る大谷翔平ら日本人選手の活躍が期待される。
米大リーグの2024年シーズンは、日本人選手を擁する西海岸チーム同士の対決で幕を開ける。大谷翔平と山本由伸が加わったロサンゼルス・ドジャースと、ダルビッシュ有が所属し、松井裕樹を補強したサンディエゴ・パドレスが、3月20、21日に韓国・ソウルで2連戦に臨む。大リーグ機構は11日(現地時間)、ダルビッシュが第1戦で先発すると発表。大谷といきなり直接対決が実現することになった。第2戦ではドジャースの山本が先発する。24年から新たに大リーグに登場するのは山本、松井、カブスの今永昇太で、計11人の日本人選手がプレーする見込み。
2024年に大リーグでプレーする日本人選手
<アメリカンリーグ> ・菊池雄星 トロント・ブルージェイズ ・吉田正尚 ボストン・レッドソックス ・前田健太 デトロイト・タイガース <ナショナルリーグ> ・千賀滉大 ニューヨーク・メッツ ・藤浪晋太郎 ニューヨーク・メッツ ・鈴木誠也 シカゴ・カブス ・今永昇太 シカゴ・カブス ・大谷翔平 ロサンゼルス・ドジャース ・山本由伸 ロサンゼルス・ドジャース ・ダルビッシュ有 サンディエゴ・パドレス ・松井裕樹 サンディエゴ・パドレス
開幕2連戦の発表に先立ち、大リーグの公式ホームページは全30 球団の開幕スタメン、先発ローテーションを予想していた。ドジャースの大谷は、23年9月に2度目の右肘手術を受けたためメジャー7年目の今シーズンは打者に専念することから、「2番・DH」。 デトロイト・タイガースの前田健太は先発2番手、トロント・ブルージェイズの菊池雄星は先発4番手。シカゴ・カブスの鈴木誠也は「5番・右翼」、今永は先発3番手に名を連ねた。ボストン・レッドソックスの吉田正尚は「5番・DH」と予想されている。23年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表メンバーとして活躍した日系のラーズ・ヌートバーは、セントルイス・カージナルスの「1番・左翼」でスタメン予想に入った。 大谷はスポーツ史上最高額とされる10 年総額7億ドルの契約でドジャースへ移籍した。 今年は、1964~65年にサンフランシスコ・ジャイアンツで活躍した村上雅則氏が、日本人初のメジャーリーガーとなってから60年目にあたる。 <「2024年に大リーグでプレーする日本人選手」写真(USA TODAY Sports=ロイター)は、ページ下部の【関連記事】リンクを参照>