あべのハルカス 地下の巨大時計に半分表示がない理由とは
停電したら停止、復旧時には針が10倍速で現在の時刻に動く
ただ、右半分の数字表示はないものの、時間は針は正確な表示をさす。もし停電した場合は停止するものの、復旧時には針が10倍の速さで現在の時刻まで動き、その後は正常に時を刻むそうだ。 「やはり、あべのハルカスの玄関口を象徴するものとして、時計にこだわり、気合を入れて作ったということです。正確な時間は、お手持ちの時計や携帯電話などでもご確認いただけると思うので」と酒井さんは笑顔で話していた。
ちなみに、この取材をしていた時間は午後2時10分ごろ。それとなく酒井さんに「この時計、いま何時何分さしてますかね?」と聞くと「えっと~っ」と返答に困り、最後は「ご想像にお任せします」と返ってきた。 これも、この右半分のない大時計があるからこその、会話の醍醐味かもしれない。