餅まき 今年は2万個 10月・全国フェスin一関 前回の倍量で盛り上げ
一関地方に古くから伝わる餅食文化を広くPRする「全国もちフェスティバル2024in一関」(10月12、13日、一関市狐禅寺・一関ヒロセユードーム東側特設会場)で、今回も「国内最大級」と銘打った餅まきが行われる。初めて実施した前回は1万個の餅をまき好評を博したが、今回は倍の2万個を用意し、「餅のまち」をアピールする。 同フェスは、以前のもちサミットをリニューアルする形で企画し、2020年4月に初開催する計画だった。新型コロナウイルスの影響で2年連続中止となり、スタンプラリー形式での実施を経て、23年11月に集客イベントとして初めて開かれ、2日間で計1万1959人が来場した。 今年は、一関・平泉バルーンフェスティバル2024(10月11~13日、同市狐禅寺・一関水辺プラザ主会場)と同時開催となり、県内外の20業者が出店を予定。会場内には飲食スペースを設け、各店自慢の餅料理を堪能してもらう。 メインイベントとなるのが国内最大級の餅まき。前回は1回につき2500個、2日間で4回計1万個をまき、多くの人を楽しませた。今年はより盛り上げを図ろうと餅の数を2万個に増やし、両日の午前と午後計4回に分けてまく。 主催する実行委では、初日の午後1時30分と2日目の午前10時、午後1時30分について、餅をまく人を募集する。各回10人計30人(先着順)で、今年の干支(えと)にちなんで辰(たつ)年生まれの人が対象。1人につき餅約500個をまく予定。参加無料で、参加者には土産の餅が用意される。 参加申し込みは、17日午前9時から実行委事務局の市観光物産課=0191(21)8415=で受け付ける(土日・祝日除く)。