浦和ヘグモ監督、ケガ人続出に「人数が多すぎる。3~4週間で全員が戻れれば…」 伊藤敦樹は次戦OK
J1浦和のペア・マティアス・ヘグモ監督が20日、ホームの鹿島戦(22日、埼玉)に向けてオンラインで会見し、ケガ人が続出している現状について語った。 会見の冒頭、指揮官が自ら「選手の状況やトレーニングについて報告したい」と切り出し、15日のC大阪戦で負傷交代したMF伊藤敦樹らケガを抱えている選手の具体的な状況を説明した。 「この前の試合後、敦樹の状態が良くなってきて、試合に戻れそうです。(大畑)歩夢もハムストリングスに張りがあったが、試合に向けて準備できている。オラ(ソルバッケン)も練習に復帰しているので、試合に向けて準備している。ショルツも出場停止がとけて戻ってくる。(中島)翔哉はまだ少し待たないといけない。サミュエル(グスタフソン)も良くなってきたが、試合に間に合うかは現時点では分からない。長期的に離脱していた関根(貴大)がメンバー入りできる可能性があり、それはいいニュースだ。(小泉)佳穂も松尾(佑介)も良くなってはいるが、まだ試合には間に合わない」 さらに、18日の公開練習で別メニュー調整していたMF安部裕葵、FW興梠慎三、DF渡辺凌磨の状況にも触れた。「安部はハムストリングスにまた症状が出て、そこまで重症ではないが少し離脱してしまった。慎三は膝に症状があり、重症ではないが、試合には間に合わない可能性がある。凌磨は大丈夫です。ここ2日間はフルで練習してる」と明かした。 チームはケガ人続出の状況も響き、今季リーグ戦は7勝4分け7敗の10位につけている。「メンバーやスタメンが毎試合変わるような状況なので、1つのチャレンジになっている。継続性を持たせる意味で難しい状況だ。私たちはケガをしてる選手を嘆くのではなく、プレーできる選手にフォーカスしている。今季が始まってから6~8人が離脱してる状況が続いているが、ちょっと人数が多すぎると思う。3~4週間で全員がピッチに戻ってくればと思う」と熱望した。
報知新聞社