これからのスマホケースは「生まれ変わる」。100%リサイクル素材・循環するケースに触れてきた #TrendBuzz
スマホユーザーならほとんどの人が使用しているスマホケース。家電量販店などの売り場に、色とりどりのケースがずらっと並んでいる光景も、もはや当たり前のものになりましたね。 これからのスマホケースは「生まれ変わる」。100%リサイクル素材・循環するケースに触れてきた #TrendBuzz しかし、これだけたくさんの商品がつくられているのであれば、そのために消費されている資源もまた膨大であるわけで。 そんなスマホケース業界にサスティナビリティの革新を起こすべく、新たな商品が登場しました。 台湾発のスマホアクセサリーブランド・RHINOSHIELD(ライノシールド)の新商品「CircularNext(サーキュラーネクスト)」です。 この度、発売を記念してポップアップイベントが東京・代官山で4月7日(日)まで開催中。実物を手に取って買えるチャンスは今だけです。 サステナブルをテーマにしたこちらの新たな取り組みをチェックすべく、筆者も参加してきました。
ただのスマホケースにとどまらない循環エコシステム
CircularNextは、ブランド初となる100%リサイクル素材を使用したサステナブルな耐衝撃スマホケース。 それだけでなく、使用後のケースを再度回収し、分解・リサイクルしてまた新たなCircularNextスマホケースとして世に送り出す、という1つの循環エコシステムを生み出す試みなのです。 このようなエコシステムの構築が可能なのは、ほかの多くのスマホケースメーカーと違い、自社工場を持っているRHINOSHIELDだからこそ。 実はRHINOSHIELDは、もともとは耐衝撃素材の開発からはじまり「それをなにに使うべきか?」からスマホケースの販売に行き着いたブランド。だからこそ、単なるスマホケースメーカーにとどまらない「素材をどのように使っていくべきか?」という視点を持っているというわけです。
ヒントはペットボトルにあった
RHINOSHIELDのプレゼンテーションによると、全世界でのプラスチックのリサイクル率はわずか9%といいます。 その大きな理由の1つが、多くの製品が複数の素材からつくられているため、分解コスト・手間がかかってしまうこと。そのためリサイクルされることなく、廃棄されてしまうのです。 そこでRHINOSHIELDが注目したのが、プラスチック製品の中でもリサイクルのシステムが確立されているペットボトル。ペットボトルのように単一素材でできていれば分解コストをかけずに、リサイクルできる循環が完成できるのでは? という発想から今回のCircularNextが生まれたそうです。