【ウインターカップ2023速報】福岡大附大濠が終盤いい攻めを見せたが、福岡第一の52-29で3Q終了[高校バスケ]
福岡第一がリードを守って4Qへ
12月29日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」男子決勝で福岡大附大濠(福岡1)と福岡第一(福岡2)が対戦。3Q終盤、福岡大附大濠が流れを掴んだが福岡第一の52-29で3Qを終えた。 【表】ウインターカップ2023男子トーナメント表をチェック 両者の決勝は、2019年大会4大会ぶり2回目。その対戦では、河村勇輝(横浜BC)、小川麻斗(千葉J)らがいた福岡第一が75-68で優勝を果たしている。福岡大附大濠は今大会初戦となる2回戦で福島東稜(福島2)に71-52、3回戦で京都精華学園(京都2)に91-62、準々決勝で美濃加茂(岐阜)に81-77、準決勝では土浦日本大(茨城)に71-57で勝利し決勝へ。昨年準優勝の福岡第一は1回戦で仙台大明成(宮城)に76-65、2回戦で北陸学院(石川)に74-62、3回戦で東海大付諏訪(長野)に108-81、準々決勝で東山(京都1)に74-71、準決勝では藤枝明誠(静岡1)に94-65で勝利して決勝二駒を進めている。 開始2ポゼッションずつ守ると、先制したのは福岡第一。Wキャプテンの一人No.76山口瑛司がレイアップを決める。さらにNo.17崎濱秀斗、No.41森田空翔が早い展開から決める。福岡大附大濠はNo.8渡邉伶音にボールを入れるが、福岡第一No.51サー・シェッハがうまく対応。残り6分半、No.17崎濱(秀斗)が3Pシュートを決めて福岡第一の9-0となる。福岡大附大濠はNo.9広瀬孝一がゴール下で決めて初得点。さらにNo.8渡邉のフリースローを1本決める。中盤以降、互いに好守から早い展開で攻めるが得点につながらず。福岡第一はNo.76山口のレイアップで3分半ぶりに得点。スコアを2桁に乗せるが、直後に福岡大附大濠もNo.13湧川裕斗がフリースローをもらって得点。キャプテンのNo.4三輪大和もレイアップを決めて点差を詰めたが、福岡第一のNo.43小野結大の3Pシュートを成功。1Qはディフェンスが目立つ展開となり、福岡第一の14-9で2Qを向けた。 巻き返したい福岡大附大濠はNo.8渡邉のバスケットカウントで2Q初得点。しかし、福岡第一がオールコート・プレスを仕掛けると福岡大附大濠はボールを運ぶのも困難に。No.17崎濱(秀斗)がミドルで、No.51シェッハがインサイドで決めると、残り6分半を切ったところで22-11と2桁差が付く。福岡大附大濠は2Q開始直後のNo.8渡邉の得点以降得点が奪えなかったが、残り3分強、No.5鈴木凰雅が3Pシュートを決める。しかし、福岡第一の流れは変わらず。No.17崎濱(秀斗)の3Pシュートで36-14とさらにリードを広げる。結局、福岡大附大濠は2Q5点しか奪えず。福岡第一が38-14とリードを広げてハーフタイムを迎えた。 前半のFG成功率はわずか16.1%(5/31)と良さが出せなかった福岡大附大濠は3Q、ボールへの執着心が増す。そしてNo.13湧川が3Pシュートを成功。さらにリバウンドから決めると、No.14髙田将吾がルーズボールを拾って得点する。それでも福岡第一に動揺はなし。早い展開からNo.41森田、No.51シェッハ、No.1世戸陸翔らが得点を重ねていく。残り6分を切ったところで、No.17崎濱(秀斗)は3ファウルになってベンチへ。しかし、共にチームを支えるNo.76山口のレイアップで52-21と31点差になってしまう。クォーター終盤、福岡大附大濠はNo.8渡邉が強気のオフェンスで得点するとNo.14髙田、No.4三輪も続くなどやっとリズムが出てくる。それでも福岡第一の52-29で3Qを終えた。 ----------------------------------------------------------------------------- 「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」 (略称:SoftBank ウインターカップ2023 / ソフトバンク ウインターカップ2023) ■開催期日:2023年12月23日(土)~29日(金) ■会場:東京体育館(A,B,C,D,Mコート / 東京都渋谷区千駄ケ谷1-17-1※メイン会場)、武蔵野の森総合スポーツプラザ(E,F,G,Hコート / 東京都調布市西町290-11※サブ会場12月23日のみ) ■出場校:男女各60チーム(計120チーム)