医療費10割請求141件 マイナ保険証トラブル
全国保険医団体連合会(保団連)は14日、マイナンバーカードに健康保険証機能を持たせたマイナ保険証のトラブルに関する調査結果を発表した。システムの不具合などで患者が「無保険扱い」となり、医療費の10割を請求された事例が10月以降、78医療機関で141件あったとした。 無保険扱いの主な原因は、カードの読み取り不具合や保険加入情報の反映遅れなど。 調査は12月1日までの約1週間に実施。保団連に入る10県1907医療機関から回答があった。 保団連は12日、10割請求の事例は86件あったと発表。集計が進んで件数が増えた。