新型コロナが５類に移行し、初めて迎える正月を前に、初詣でにぎわう香川県琴平町の金刀比羅宮が、参拝者を増やすための取り組みを発表しました。 金刀比羅宮の琴陵泰裕宮司らが１２月４日の会見で発表したもので、新型コロナの影響で２０２３年の正月三が日も行った祈祷の人数制限を、２４年は取りやめるとしています。 参拝者に好評の御朱印では、様々な世代に楽しんでもらえるよう、飛び出すポップアップ型のものを初めて授与します。また物価高騰の影響が続く中、初めて金運に関するお守りの授与も決めました。 金刀比羅宮では、様々な話題を作ることで、２０２４年の三が日はコロナ禍前に迫る５０万人の参拝を目指すということです。 （金刀比羅宮　琴陵泰裕宮司） 「コロナを乗り越えて次のステップに入っている。この勢いを持続したまま手を取り合って盛り立てていきたい」 また金刀比羅宮では、同じ香川県中部に位置し、初詣でにぎわう善通寺市の総本山善通寺とも連携したいとしています。