～過去10年の福島記念の傾向分析～

福島巧者バビットが波乱の立役者となる！

　最近は波乱傾向の福島記念だが、直近5年連続で「1番人気」は必ず馬券に絡んでいるように3連系の信頼度としては高い。そしてトップハンデ馬は〔1.2.1.8〕。唯一勝利したのは昨年のユニコーンライオンだが、同馬はG1好走歴のあった実績馬。G1でも通用する力がないと、トップハンデで勝ち切るには至難の業といえる。 ◇年齢別成績 ・3歳　　〔2.1.1.8〕 ・4歳　　〔3.3.2.12〕 ・5歳　　〔2.2.2.37〕 ・6歳　　〔3.3.3.37〕 ・7歳以上〔0.1.2.35〕 　7歳以上の馬は勝ち星がなく2～3着も3回と割り引く必要があるが、3～6歳に関しては大きなバラつきは少ない。 ◇前走クラス別成績 ・G1　　　〔1.0.1.2〕 ・G2　　　〔4.6.5.28〕 ・G3　　　〔2.1.1.38〕 ・オープン　〔2.3.3.52〕 ・3勝クラス〔1.0.0.7〕 　前走G1～G2出走組が〔5.6.6.30〕と馬券圏内の半数以上を占めている。この組は【3～6歳馬】で【福島の重賞・オープンで1～3着】の好走歴があり、前走から鞍上が【継続騎乗】であれば〔2.1.2.1〕と好走率は格段とUP。今年この好走パターンに当てはまるのはバビット（栗東：浜田厩舎）1頭のみ。ラジオNIKKEI賞を含め、福島2戦2勝のコース巧者でそろそろ一発がありそうだ。