山出元金沢市長まちづくり語る 私見として「金沢駅前から片町までの高さ制限緩和は本当に良いのか」
14日、金沢美術工芸大学の移転開学講演会が開かれ特別ゲストとして対談に招かれた山出元金沢市長は金沢のまちづくりへの課題に触れ、駅前の都ホテル跡地開発について「駅から片町まで高さ制限を外すというのは本当に良いのか。駅は駅、それ以外はメリハリがあってしかるべき」との私見を述べました。 【写真を見る】山出元金沢市長まちづくり語る 私見として「金沢駅前から片町までの高さ制限緩和は本当に良いのか」 14日金沢市文化ホールで開かれた金沢美大の移転開学講演会で、1990年から4期、20年間、金沢市長としてまちづくりに携わってきた山出元市長は金沢美大が果たす役割について語り、金沢のまちづくりの課題について触れました。 この中であくまでも私見とした上で「金沢駅前のホテル跡地は高さ制限が緩和される方向性が出て来ているが駅から片町までのエリアの高さ制限を外すというのは本当に良いのか。大いに議論してほしい。駅は駅、駅以外はメリハリがあってしかるべき」と語りました。 また、歌劇座や金沢21世紀美術館、県立図書館跡地を含めた本多通りと段差のある小立野台の県立美術館・国立工芸館・歴史博物館は景観・バリアフリー面も考慮して連結して考えるべきと語りました。
北陸放送