戸籍証明書の一部発行が停止中

大阪市では、大阪市外の戸籍証明書の発行ができない状態になっています。国のシステムとの通信障害が原因とみられます。 大阪市によると、午前9時半ごろ複数の区役所から市に対し「他地域の戸籍証明書の交付に関する操作がエラーになり、交付ができない状況になっている」などの連絡がありました。 1日に施行された「改正戸籍法」では、本籍地以外の自治体でも、法務省のシステムを通して戸籍証明書などの交付を受けられることになりましたが、この法務省のシステムと大阪市のシステムとの間に通信障害が起きているということです。 大阪市が調査したところ、現状、市のシステムに異常は見られないということです。 この影響で、大阪市内の区役所など30カ所で、大阪市外の他市町村の戸籍証明書が発行できない状況が続いています。 復旧の見通しは立っておらず、大阪市は来庁した人に説明し、再来庁をお願いするなどの対応をしています。 （午後2時15分時点）