大人はM-65を「白レザーバッグ」でリッチに仕上げる
リッチ感をさりげなく演出するのに活用してほしいのが、白レザーバッグ。さらに、タフアウターの大代表M-65と合わせると、相対するテイスト同士が相乗効果を生み出します。
リッチさこそ小物で代入がいい塩梅/白レザー+M-65
若造と一線を画すのに有効なリッチ感の演出ですが、これみよがしは嫌みゆえさり気に漂わせるのが上級者。 そのサジ加減がちと難しいのですが、タフアウターの大代表M-65にリッチの象徴である白レザーのバッグを合わせることで、相対するテイスト同士が相乗効果を生み、タフもリッチもいい塩梅に醸せるんですね。 実はコレ昔からイタリアオヤジ得意のテクであり実践しやすいゆえ、ぜひお試しあれ。 男性●バッグ[W38.5×H33×D15㎝]22万9900円/トッズ、ブルゾン16万5000円/アスペジ、ニット4万1800円/ドルモア、パンツ3万7400円/ベルウィッチ、サングラス5万3900円/ルネッタバダ 女性●ブルゾン8万3600円/ティーコート、スカート3万1900円/ダブルスタンダードクロージング
◆ トッズ/デートに最適なレザーショッパー
シボが美しい高級感満点な白レザーを用い、シンプルに仕上げたレザートート。無駄のないデザインにレザーの高品質さが際立ちます。オールレザーながらも軽量で、一日中持ち歩いても楽チンなのもポイント。 M-65の骨太なスタイルに、白レザーバッグの上品でリッチな印象をプラスするのがキモ。リッチをさり気なく演出できるという仕掛けです。
イタオヤの白パンテクを白レザーに応用
イタオヤが得意とするM-65に白パンを合わせるスタイリング。白パンのリッチ感やアイキャッチ効果を利用し、品良く見せる着こなしテクはLEON読者の皆さまにもおなじみかと。で、これを白は白でもレザーのバッグに置き換えたのが今回の方程式ってわけなのですよ。
◆ (1)クリーザン/これまでなかった白アタッシェがノーブル 精密に作られたミニサイズのジュラルミンケースに、ココンチの象徴である白レザーをオン。ハードすぎないエレガントな表情に仕上がってます。フラップポケットなど内装も充実。バッグ[W30.5×H20.5×D9.5㎝] ◆ (2)ピエール アルディ/独特の存在感が装いのアクセントに 特徴的なフラップポケットがアイコンになった「アルファ デイ ボーイ ショルダーバッグ」。いわゆるチビショルダーでシンプルな作りながらも、独特の形状やフラップポケットでアクセントにうってつけです。バッグ[W17×H19.5×D6㎝] ◆ (3)エルゴポック/ピタッと体に沿う柔らかな質感 長時間のドラム加工で天然のシボと柔軟さを引き立たせた、ソフトシュリンクレザーを用いたボディバッグ。最初から体になじむほどの柔らかさです。ちょい大きめなので、休日はコレひとつで荷物をカバーできますよ。バッグ[W34×H14.5×D6㎝] 2024年2月号より ※掲載商品はすべて税込み価格です 写真/人物・谷田政史(CaNN)、静物・蜂谷哲実(hachiya studio) スナップ・Massininni スタイリング/四方章敬 ヘアメイク/古川 純 文/竹石安宏(シティライツ) 編集/星野真琴(LEON) 撮影協力/THE SALONS渋谷246店、ボルテックス