鉄道模型7点万引、20歳空士懲戒免職 空自三沢(青森県)
航空自衛隊三沢基地(青森県三沢市)は16日、店から鉄道模型を盗んだとして、第3航空団整備補給群装備隊に所属する1等空士(20)を懲戒免職処分にした。 基地渉外室によると、1士は今年3月、実家に近い愛知県北名古屋市の鉄道模型を取り扱う店で模型7点(3万6千円相当)を盗み、店外に出たところで店員に取り押さえられた。1士は基地の聞き取りに対し「眺めているうちに欲しくなって万引をした」と述べている。店側には謝罪し、弁償を済ませたという。 渉外室担当者は8月、1士が青森地検八戸支部に書類送検され、不処分決定がなされた-と説明。当時1士は19歳で、少年審判を受けたとみられる。藤田輝章基地司令は「このような事案が再び起きないよう、規律維持に取り組んでいく」とコメントした。