次にくるマンガ大賞 『気になってる人が男じゃなかった』Webマンガ部門1位 女性同士の愛情描く
“ユーザー参加型”のマンガ賞『次にくるマンガ大賞 2023』の発表会が31日に行われ、コミックス部門、Webマンガ部門の1位が発表されました。Webマンガ部門は、新井すみこさんの『気になってる人が男じゃなかった』(KADOKAWA)が1位に輝きました。 【画像】ユーザー参加型“次にくる”マンガ大賞 ノミネート作品発表 『次にくるマンガ大賞』は、2014年に創設されたマンガ賞。ユーザーから“次にくる”と思うマンガのエントリーを受け付け、エントリーされた作品の中から、特に人気の高かった作品がノミネート作品として選定され、さらにノミネート作品から大賞が決定します。 過去には、Webマンガ部門で『怪獣8号』や『SPY×FAMILY』などが、コミックス部門で『【推しの子】』や『薬屋のひとりごと』、『僕のヒーローアカデミア』などが1位に選ばれています。
■Web部門1位はSNS発のマンガ
そして今年は過去最高となる5170のエントリー作品から、コミックス部門、Webマンガ部門それぞれノミネート、大賞が決定。60作品がノミネートされたWebマンガ部門で大賞に選ばれたのが、X(旧ツイッター)で連載されている『気になってる人が男じゃなかった』です。 CDショップで働いている「おにーさん」が気になってしょうがない女子高生・あやと、「おにーさん」こと実はあやのクラスメイト・みつきを主人公としたストーリーで、女性同士の「愛情」が描かれています。 作者の新井さんは現在、Xのフォロワー数が95万人超え(31日時点)。2022年4月からこの作品を公開し、出版社によると、これまでに“総いいね数”は1000万を超えました。2023年4月に単行本化されました。
■コミックス部門1位は4コママンガ
また、40作品がノミネートされたコミックス部門の1位に選ばれたのが、現在『週刊少年マガジン』で連載されている『生徒会にも穴はある!』(講談社)です。クセが強すぎる生徒会メンバーの愉快な日常を描いた4コママンガです。