地元開催で2連覇 栃木日光アイスバックスが知事に優勝報告
アイスホッケーの日本一を決める全日本選手権で2連覇を果たした栃木日光アイスバックスは24日、県庁に福田富一知事を訪ね優勝を報告した。 日光市で行われた今月8日のレッドイーグルス北海道との決勝戦では、土壇場で同点に追いつき延長戦へ。開始直後にゴールを決めて競り勝った。 全日本選手権の栃木開催は13年ぶり。セルジオ越後シニアディレクターは、「日光でやりたかった。みなさんが協力・準備してくれて、ものすごく盛り上がった。おかげさまで優勝できた」と地元ファン・サポーターの熱量に感謝を述べた。 藤沢梯史監督と鈴木健斗主将は、シーズン前に全日本選手権、ジャパンカップ、アジアリーグの3冠を目標に掲げたことに触れ、「ジャパンカップ、アジアリーグ制覇に向けてチーム一丸となっていく」と決意表明した。 福田知事は「地元での優勝、心からお祝い申し上げる。アイスホッケーを通じて地域貢献活動にも取り組んでいただいており感謝する」と述べるとともに、「3冠目指して大いに活躍してほしい」とエールを送った。【有田浩子】