『Hellblade II』が5月21日に発売。幻聴をキーに精神的恐怖を描くゲームの続編で、新たなゲームプレイ映像や開発秘話などが一挙に公開。敵の存在や戦闘、協力者となる仲間の存在も
Ninja Theoryは1月19日、Xboxの公式YouTubeチャンネルで放送された特別番組「Developer_Direct 2024」にて、『Senua’s Saga: Hellblade II』が5月21日に発売すると発表した。 本作は2024年に発売を予定しており、対応プラットフォームはXbox Series X|S、PC(Steam)。発売日よりGame Passにも対応する。 発表にあわせて、本作の詳細を紹介する映像を公開。映像ではゲームの最新映像と共に今作の設定や新たな仲間に新たな敵の存在なども明かされ、刷新されたゲームプレイや開発秘話なども紹介された。 『Senua’s Saga: Hellblade II』は、Ninja Theoryが開発し2017年に発売されたアクションアドベンチャーゲーム『Hellblade: Senua’s Sacrifice』の続編だ。 前作ではヴァイキングの時代である10世紀のアイルランド舞台に、死んだ恋人の霊を救うため、絶望に苛まれるケルト人の女戦士セヌアがヴァイキングの冥府ヘルに向かう物語が描かれた。 今作は前作に続く物語が描かれるかたちとなっており、本作では村を襲撃したヴァイキングを追うこととなる。 作品は歴史に忠実な表現と幻想的な表現が融合した作品として制作。前作と同様に神経科学者による監修を依頼し、主人公が苛まれる「幻聴」の表現や精神的恐怖に纏わる表現に注力している。 前作から成長した主人公のセヌアはある程度幻聴や幻覚の恐怖を乗りこえており、彼女が患う病により形成された独特な視点と、それにまつわるディスコミュニケーションにもシナリオ焦点が当てられる。いっぽうで、今作では新たな仲間も登場するそうだ。 また、作中には新たな脅威として「Droiga」と呼ばれるクリーチャーも登場し、彼らとの戦闘も繰り広げられる。ゲームプレイにおいては既存の戦闘との差別化を図り、「すべてを刷新」した設計になるという。 生き残るための残忍な表現を取り入れており、物語としての表現も戦闘に織り込まれる。 このほかに、本作の核となる「幻聴の表現」などに纏わる音響に関しては、前作と同様にバイノーラル音声を使用。今作では幻聴以外の表現にもバイノーラル音声を使用し、高い没入感の音響を堪能できる作品となる。
電ファミニコゲーマー:りつこ
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