【岡田彰布のそらそうよ】「今は沖縄でキャンプ取材中。阪神・ロサリオはやはり四番やろ。気がかりは藤浪の投球とセンターラインを誰にするか、や」
ロサリオは走塁意欲、選球眼はしっかりしてる
昨年3勝に終わった藤浪が復調しない限り阪神の優勝はないやろ。小さくまとまらずダイナミックに投げてほしいわ/写真=早浪章弘
1年ぶりの沖縄である。青い空、青い海。いいもんだ。2003年、阪神は星野(星野仙一)さんが監督のときに、初めて沖縄キャンプを張って、オレが監督のときもずっと沖縄。すっかりおなじみとなったし、やはり暖かいのはありがたい。ところが……、寒い。2月5日に沖縄に入り、6日の第2クール初日、気温は14度だったけれど、ブルブル震えた。 そんな寒さを吹き飛ばしてほしいと、まずブルペンをのぞいた。特にセットアッパー、クローザーなど中継ぎ陣は人材が豊富で、あらためて驚いた。これなら十分に戦えると、この段階で感じた。 デイリースポーツの評論の仕事よ。第2クールからという日程は、実戦を見られるから。現代のプロ野球、早いうちから紅白戦や練習試合が行われる。昔のように、体が出来上がってからの実戦というスケジュールは通用しない。1月までに体を作り、キャンプインと同時に実戦に移れるという形を作っておかないと、話にならない。ということで2月7日の紅白戦を見る。 注目はもちろん四番候補のロサリオ・・・
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週刊ベースボール