リシャール・ミルとマクラーレンコラボ第4弾! 新型ハイパーカー「W1」に着想を得た腕時計はベゼルの開発だけでも9カ月…限定500本です
リシャール・ミルチームは実際にW1のクレイモデルを見学
W1が史上最も革新的なスーパーカーとして設計されているように、RM 65-01 マクラーレンW1は、手首上のレーシングマシンとして技術的に最も複雑な作品のひとつとなっている。カーボンTPT製のケースのサイズは43.84mm×49.94mm×16.19mm。 リシャール・ミルのクリエイティブチームはW1のフォルムからインスピレーションを得るため、クレイモデルを見学したという。チームはマクラーレン独自の「エアロセル」アーキテクチャを軸としたデザインにインスパイアされ、特徴的な「ダブル」ベゼルが誕生した。凹みが施されたベゼルは、最大の技術的課題のひとつであった。
ベゼルの開発期間は9カ月
ベゼルはサテン仕上げとポリッシュ仕上げからなるグレード5チタン製のセカンドベゼルの上に配置され、高度なエンジニアリングを実現している。これらの開発には9カ月を要し、8つのプロトタイプが試作された。またベゼル上部の最も薄い部分の厚さはわずか0.5mmで、これはリシャール・ミル史上最も薄い。 クラウンはマクラーレンのホイールデザインをベースにした新しいスケルトン構造のチタン製ダイヤルデザインを採用。シフトレバーのごとく、3つの異なるポジション、W(Winding:巻き上げ)、D(Date:日付)、H(Hand-setting:時刻合わせ)を選択できる。 このRM 65-01 マクラーレンW1のために特別に設計されたクラウンは、W1のドライブシャフトに見られるスプラインをモチーフにしている。グリップを考慮し、パパイヤオレンジのラバーコーティング、そしてパパイヤカラーのスピードマークがあしらわれている。 また、クロノグラフのプッシュボタンと高速巻き上げボタンの形状もホイールデザインからインスピレーションを得ており、これらのボタンはすべて、W1をモチーフに精巧に作り上げられたチタンフレーム上に配置されている。 W1のエンジンカバーとグランドエフェクトスポイラーに見られるフォイルやダクトの空力学的角度は、パパイヤオレンジのラバーストラップに施されたパターンに反映されており、時計を裏返してサファイアクリスタルのケースバックを覗くと、見事な仕上がりのムーブメントが姿を現す。
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