<永瀬廉&松田元太>「東京タワー」撮影終えての心境 「この作品を経てより仕事が楽しく」「お芝居の楽しさを改めて実感」 最終回の見どころも
特に印象に残っているシーン、苦労したシーンを尋ねると、松田さんは「絞れないんですよね」と苦笑い。ただ「強いて言うなら、透とのシーンは楽しかったです!」と振り返る。
一方、永瀬さんは「苦労でいうと、7話かな」と話す。「耕二のやっていたことが全部バレて、(女性)3人に詰められるシーン。透はただその場にいるだけだったのですが、撮影現場に入った時の空気感が、すごく重くて……(笑い)。話を聞いているだけの透でもそれぐらい苦しかったから、(演じたMEGUMIさん、なえなのさん、池田朱那さんの)お三方と耕二はもっと大変だったシーンなのかな、と思いました」と話した。
◇透と耕二がこの恋を通じてどう成長するのかを見届けて
年上の人妻との「許されざる恋」を描いた本作への出演は、永瀬さんにとって刺激的な経験だったという。
「まさか、自分が『許されざる恋』を一つのテーマとした作品に出られるとは思っていなかったので。自分では思っていなかった出会いは刺激になりましたし、なかなか経験できる役ではないのでありがたかったです。たくさんの方々に見ていただいて、身近なところでも反響を感じられたこともあり、いろいろな意味でモチベーションを与えてくれた作品だったなと思います。この作品を経て、より仕事が楽しくなりました」
松田さんは、今作への出演で「今後も成長していきたいなって思うことがたくさんあった」と述べる。
「今回、大原耕二という役をいただいて、(2005年公開の映画で耕二を演じていた)松本潤くんとはまた違う“令和耕二”をできたら、自分にしかできないものにしたい、と思い、お芝居に取り組みました。お芝居というものの楽しさを改めて実感できて、今後も挑戦してみたいなと。そして、また『Travis Japan』にお土産を持って帰れる松田でありたいな、と強く思いました」
15日にはいよいよ最終回を迎える。見どころを聞くと、松田さんは「耕二は、喜美子さんへの気持ちがどんどん本気になっていく。そして、それを直接伝える。それを受けた喜美子さんが、どう受け入れて、噛(か)み砕いていくか……ハラハラドキドキが詰まりに詰まっています!」とアピール。