神戸学院大OBの吹奏楽団「たまふる音楽隊」がコンサート 13回目、島民ら感謝(愛媛)
神戸学院大吹奏楽部OBでつくる吹奏楽団「たまふる音楽隊」が、「魂のふるさと」と位置付ける愛媛県今治市の関前諸島・岡村島で、音楽を通じた島民との交流を15年継続している。22日に13回目のコンサートが同市関前岡村の市関前開発総合センターであり、息の合った演奏を披露。約40人の島民もなじみの楽団員を温かく出迎えた。 音楽隊代表の青田和哉さん(38)=兵庫県姫路市=が同大在学中の2007年夏、地域福祉実習で岡村島に約1カ月間滞在したことがきっかけ。島民は港で楽器を演奏していた青田さんに温かく接し、青田さんは元気をくれた島民に恩返ししようと09年3月に卒業演奏旅行で岡村島を訪問した。以後、毎年のように島でコンサートを開いている。
愛媛新聞社