星稜高校出身で元ホークス “ゴジラ2世”と呼ばれた競輪選手が絶好調!「4連続V?とにかく流れがいい」
別府競輪のミッドナイト「ラブリン杯(F2)」は18日、2日目を開催。8Rの準決勝に出走した北野良栄(40歳・愛知=95期)に話を聞いた。 準決勝8Rは井田晶之の先行に乗った北野良栄が、捲ってきた村上竜馬に合わせるようにタテに踏んで抜け出した。久留米、小倉、名古屋で3連続優勝中の絶好調男は今節も連勝で決勝進出。「多分ないと思う」と話す4節連続Vに王手をかけた。 「判断が難しかった。村上君の勢いが良かったので…。一人行かせて、井田君に追っかけさせても良かったのかな。自分は3着でも決勝に乗れるし、本当はそれが出来れば理想的だったんですけどね。4連続V? とにかく流れがいい。前の選手が強くて頑張ってくれるおかげですよ」 昨年10月の向日町を最後に10節Vから遠ざかっていたが、近況はピンラッシュでVラッシュ。勢いはとどまることを知らない。決勝は初日同様に小松原正登の番手を得た。4連続優勝が現実味を帯びてきた。 昼間は母校の星稜高校がセンバツ高校野球で初戦突破。後輩の勝利に気を良くしているかと思いきや「星稜勝ちましたよね? 1対1まで見てたんですけど、その後に平塚競輪を見たら忘れちゃって…」と苦笑い。甲子園も開幕。かつて“ゴジラ二世”と呼ばれた北野の快進撃はまだまだ終わらない。(netkeirin特派員)