「捜査を強化する」大谷翔平の元通訳・水原一平被告がカジノ界を揺るがす!? 米メディア「軽率な金銭搾取に…」
水原一平被告のスキャンダルが発端となり、アトランタ・ブレーブス傘下に所属するデビッド・フレッチャー内野手の違法賭博疑惑や、リアリティー番組「ザ・リアル・ハウスワイブズ・オブ・オレンジカウンティ」出演のライアン・ボヤジアン氏の関与が明らかになっているが、この大きな騒動がレジャー大手「リゾートワールド・ラスベガス」を揺るがしているようだ。米メディア『ウエスト・アイランド・ブログ』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 水原被告は賭博で損失を出し、借金を返済するために大谷翔平選手(ロサンゼルス・ドジャース)の口座から不正にお金を盗み出した。そして、送金先としてボヤジアン氏の口座に振り込まれ、胴元のマシュー・ボウヤー氏などはお金をカジノ用のチップに交換して、ギャンブルで勝った場合に現金化していたとされる。この際、利用していたカジノが「リゾートワールド・ラスベガス」で、ボウヤー氏は常連客だった。 水原被告のスキャンダルに関わる人物だが、同メディアによると「ボウヤー、ボヤジアン、ルフォーブスのいずれも、軽率な金銭搾取にもかかわらず、今のところ罪に問われていない」という。さらに、リゾートワールドに関しても「非難されるべき告発にもかかわらず、リゾートワールドはいかなる違反行為でも告発されていない。進行中の捜査についてメディアが問い合わせたところ、カジノの代表者はコメントを控え、捜査に全面的に協力しているとだけ述べた」とのこと。 とはいえ、疑いが晴れたわけではなく「リゾート・ワールドを含むラスベガスのカジノ群が、マネーロンダリングやその他の違法行為への関与の疑いで現在捜査を受けていることが明らかになった。ネバダ州賭博管理委員会 (NGCB) と連邦捜査官は、これらの行為の捜査を強化している」と報じている。
ベースボールチャンネル編集部