「盤石な内容ではない」5連勝&10戦無敗で暫定首位も、長崎の下平監督が「大いに反省すべき」と強調したことは?
「力の限り出し切って勝ち続けていく」
4月27日に開催されたJ2第12節で、V・ファーレン長崎はザスパ群馬と敵地で対戦した。 【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集! 開始6分にマテウス・ジェズスのゴールで先制した長崎は、その3分後にもマテウス・ジェズスの得点でリードを広げる。28分に北川柊斗に1点を返されたが、2-1で逃げ切った。 しっかりと勝点3を掴んだが、試合後のフラッシュインタビューで下平隆宏監督は失点を悔やんだ。 「我々が勝ち続けなければいけないというなかで、先制点と追加点を取れたが、自分たちのミスから失点してゲームを難しくしてしまった。そこは大いに反省すべきだと思う」 今節の勝利で5連勝&10戦無敗とし、暫定で首位に浮上した。ただ、下平監督は「今日の試合を見てもらえれば分かるように...」と前置きし、こう続けた。 「盤石な内容ではないし、我々はすごく力があってここにいるわけではない。一戦一戦、力の限り出し切って勝ち続けていくしかない。そこだけを集中してやっていきたい」 昇格を見据える指揮官に、慢心の二文字はないようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部