“走り直し”で二盗を決めた大谷翔平

【MLB】ドジャース 2－9 ブリュワーズ（7月7日・日本時間8日/ロサンゼルス） 【映像】盗塁も“無効”珍事の一部始終 　数分前に猛抗議を見せたロバーツ監督も思わず笑顔になったに違いないだろう。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場を果たしたこの試合、盗塁をひとつ無効にされた直後に2つの盗塁を決めるなど、足でも魅せた。 　3回裏のドジャースの攻撃。1死走者なしの場面で打席を迎えた大谷はこの日初安打となるヒットをセンターに放って出塁。打席には2番のスミス捕手が入った。 　ブリュワーズ先発のカイケル投手は軟投派の投球を見せているため、盗塁しやすいと踏んだ大谷はスミスの打席の3球目に盗塁を敢行。楽々と二塁を陥れ、今季19個目の盗塁を決めたと思われたが、審判は大谷に一塁へ戻るように指示を出していた。 　実はこの時、スミスが打席から足を出してしまい、ブリュワーズのハース捕手の送球を妨害するという守備妨害を取られてアウトに。それに従い大谷も一塁へ戻されたが、これに猛抗議を見せたのがロバーツ監督。そもそもカイケルの投球が内角低めのボール球でスミスは避けるために打席から足を出したため、故意ではなかったと主張したが判定が覆ることはなかった。 　しかし、続くフリーマン内野手の打席、2球目で大谷は再び盗塁を成功させ、今季19個目の盗塁を記録。さらにフリーマンが四球で出塁後にはダブルスチールを決めて、あっという間に今季20個目の盗塁を決めてみせた。 　あっさりと2年連続の20-20を決めた大谷に対し、視聴者は「19個目かと思ったらあっというまに20個目w」「1イニング3盗塁だなw」「大谷さんえぐすぎます」と絶賛するコメントが目立った。 （ABEMA『SPORTSチャンネル』）