小学校運動会、青空の下で全力疾走 見初小は地域と合同【宇部】
宇部市内小学校のトップを切って18日、見初、神原、原、黒石の4校で運動会が行われた。雲一つなく初夏の日差しが照り付ける中、子どもたちは保護者や地域住民の前で練習の成果を披露した。 地域との合同で実施した見初(川本朋子校長、96人)は、「見初っ子 あきらめずに 走り抜け」をスローガンに掲げ、児童と保護者、地域住民との団体競技も行われた。 競技は1~3年生の徒競走で開幕。入学して1カ月の1年生13人は、上級生や保護者からの声援を受け、懸命にグラウンドを駆け抜けた。 地域住民との合同競技は5年ぶりに再開。4~6年生と保護者、住民112人が出場した「見初ロケット発射」は、1人がシーソーを踏んでセットされたボールを打ち上げ、もう1人がバケツでキャッチしリレーする団体競技。児童と大人がペアを組み、うまくボールをキャッチするたびに、観衆から大きな拍手が送られた。 運動会は、児童・生徒の体調面を考え、残暑が厳しい9月から気候のいい5月への移行が増えている。今年は25日が開催のピークで、小・中学校の計15校で行われる。