【山形】県内企業の障害者雇用率・3年連続で過去最高更新 法定雇用率達成は約半数
さくらんぼテレビ
山形県内の民間企業の障害者の雇用率が3年連続で過去最高を更新した。一方、国が定める基準を達成している企業は半数にとどまっている。 山形労働局は、障害者雇用が義務付けられている県内企業1044社を対象に、2024年6月時点の雇用状況を調べた。 雇用する従業員に占める障害者の割合「障害者雇用率」は、県全体で2.37%で、前年から0.06ポイント上回り、過去最高となった。過去最高を更新するのは3年連続。 一方で国が定める法定雇用率・2.5%を達成している企業は52.7%で、前年より4.5ポイント低くなった。 4月に法定雇用率が引き上げられたことで、企業が雇用に積極的になったものの、引き上げに伴い対象となる企業が増えたため、企業の対応が追い付いていないことが要因の一つと考えられている。
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