70代の祖母が免許返納を決断した→最後のドライブで家族が取った行動は… 「本当に素敵ですね」「うるっとしちゃいました」
65歳以上のドライバーは増加するものの…
近年、問題視されている高齢ドライバーによる事故。令和6年版交通安全白書によると、高齢の運転免許保有者が増加。70歳以上は、昭和58年は約54万人、令和5年は約1362万人と約25.4倍にも。運転免許保有者数の約16.6%が70歳以上となっています。 警察庁によると75歳以上による運転免許の申請取消(自主返納)は、平成31年の東池袋自動車暴走死傷事故が連日報道された後となる令和1年は、ここ10年で一番多く約35万人。それ以降は75歳以上の人口は増えているものの、申請取消は減少し、令和5年は約26万人となっています。 また平成25年と令和5年を比較すると、交通死亡事故件数は全ての年齢層で減少しており、65歳以上も同様ですが、交通死亡事故件数全体を占める割合を比較すると、65歳以上のドライバーが起こした交通死亡事故件数の割合は増加しています。 心身の状態にもよりますが、免許返納のほかに、自治体から費用の一部を負担してもらい、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進等抑制装置を搭載したサポートカー(サポカー)に乗り換える、後付けのペダル踏み間違い急発進等抑制装置を設置するという方法でも事故を防止することができます。家族の住んでいる自治体でサポカーの補助が受けられないか、この機会に調べてみてはいかがでしょうか。 ◇ ◇ 免許の返納は、それまでのように自分で動けなくなることから「さびしい」いう意見も多いからこそ、ハチ子さん家族の思いがこもったサプライズはうれしいものだったのではないでしょうか。 ハチ子さんは夫とともに8カ月の娘の子育てに奮闘する日常がメインのエッセイ漫画を、ブログ「となりのハチ子家」とInstagramにて公開しています。 (まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・谷町 邦子)
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