日本戦に影響か サッカー中国代表は「負傷危機が激化」 エースFW、主力DFらケガ人続出…中国メディア報じる
【アモイ(中国)18日=星野 浩司】 サッカーの26年北中米W杯アジア最終予選で19日に日本代表をホームに迎える中国代表が「負傷危機が激化している」と、中国国営中央テレビ(CCTV)が18日に報じた。 中国代表は14日に敵地でバーレーン代表に1―0で勝利し、2連勝で4位に浮上した。エースFWジャン・ユーニンが0―0の後半アディショナルタイム1分に決勝点を挙げたが、直後に接触プレーで右足を負傷。苦悶(くもん)の表情を浮かべて担架で運ばれた。 さらに、前半に主力左サイドバックのDFリー・レイが負傷交代した。今回の活動前から負傷を抱える主力のFWウー・レイ、FWフェルナンジーニョ、DFアランに加えて、ケガ人が続出。CCTVは「代表チームの負傷危機が激化した」と伝えた。 また、バーレーン戦に先発したFWベイヘラムは累積警告のため日本戦は出場停止。同メディアは「スーパーサブのワン・ジミンが先発出場する見通しで、魏世豪も戦線復帰する可能性がある」と報じた。 中国代表は17日、アモイで練習を公開した。GKヤン・ジュンリンはチームについて「回復状況は非常に良い。全員が次の日本戦に向けて積極的に準備している」。9月に敵地で日本に0―7で大敗したが「この試合ではもっと良いパフォーマンスができると信じている」と語った。
報知新聞社