【カンボジア】アンコール遺跡外国人入場者、1~11月は3割増
カンボジア北西部シエムレアプ州にある同国有数の観光地、アンコール遺跡群を2024年1~11月に訪れた外国人旅行者数は、前年同期比28.3%増の90万人だった。プノンペン・ポスト(電子版)が2日伝えた。 同遺跡群などのチケット販売を管理する国営アンコール・エンタープライズによると、入場料収入は同28.8%増の4,191万米ドル(約62億7,500万円)だった。 北部プレアビヒア州にあるコーケー遺跡を訪れた外国人旅行者は1万8,581人、入場料収入は27万8,715米ドルだった。 11月単月では、アンコール遺跡群を訪れた外国人旅行者数は前年同月比27.4%増の12万4,136人、入場料収入は26.9%増の592万米ドル。 アンコール観光ガイド協会(ATGA)のキュー・ティ会長によると、11月にシエムレアプを訪れた外国人旅行者数は過去5年で最多だった。 23年通年のアンコール遺跡群の外国人入場者数は前年比2.8倍の79万8,069人、入場料収入は2.2倍の約3,720万米ドル。コーケー遺跡はそれぞれ1万4,806人、22万2,090米ドルだった。