アラン・ドロンさん宅に銃72丁 弾薬3000発も、許可なし
【パリ共同】フランスの検察は27日、中部ロワレ県にある著名俳優アラン・ドロンさん(88)の自宅から銃72丁を押収したと発表した。無許可で所持していたとしている。射撃場や弾薬3千発以上も見つかった。検察は銃器の違法取得と所持の疑いで捜査を開始した。フランスメディアが伝えた。 裁判所の指示でドロンさん宅を訪れた当局者が銃に気づき判事に通報し、家宅捜索があった。ドロンさんはこれまでも銃のコレクターとして知られていた。 「太陽がいっぱい」などの映画に出演し、1960年代にフランスを代表するスターに上り詰めた。2017年に引退表明。19年に脳卒中を起こして以降、健康問題を抱えている。