元宝塚月組トップ娘役・海乃美月さん、台北の大学で「特任講師」に 経験伝える/台湾
(台北中央社)元宝塚歌劇団月組トップ娘役で、富山県氷見市の「きときと魚大使」を務める俳優の海乃美月さんが台北城市科技大学(台北市)の「氷見実習特任講師」に就任した。海乃さんは9日に同大を訪れ、宝塚での経験を学生に伝えるとともに、氷見市の魅力をPRした。同大が18日、報道資料で発表した。 同大は2017年に氷見市観光協会と連携協定を結び、同市に学生を派遣して観光関連のインターンシップを実施している。これまでに応用外国語学科の学生約30人が同市でのインターンシップに参加した。 同大は学生に氷見市の観光や産業への理解を深めてもらおうと、海乃さんを氷見実習特任講師として招いた。海乃さんは不定期に自身の職業経験を紹介していく。 海乃さんは、特任講師就任は光栄だと話し、台湾の学生が勇敢に夢を追い求めることを後押ししたい考えを示したという。 同大の馮美瑜学長は、海乃さんの話を通じて学生に日本文化への理解を深めてもらい、海外インターンシップ参加への意欲と自信を高めてもらえればと期待を寄せた。 (許秩維/編集:名切千絵)