新たなソリューション事業ブランド「イグニチャー」を立ち上げた東京ガス

　ミュージシャンや俳優なども務めるシシド・カフカと、芸術家でありアートディレクターの清川あさみは11月30日、東京都渋谷区の渋谷ストリームホールで東京ガスが開催した、新事業「IGNITURE （イグニチャー）」の発表会に登場。東京ガスの笹山晋一社長を交えて「枠を超えて」をテーマに、持続可能性などについてクロストークした。 　「全ての源である地球をイメージした」という真っ青なスーツ姿で登場したシシド・カフカは、「普段の生活でものを大切にしたいという思いがある。エネルギーを無駄なく使うという利用方法はあるのか」と笹山社長に質問。社長は「あるものを最大限有効活用するのが大事だと思う」とし、「導入したエネルギーシステムを最大限活用できるようにトータルでサポートしていく」と新事業への意気込みを語った。 　清川は、永遠や繁栄を象徴する唐草模様の着物姿で登場。淡路島育ちの清川は、日本の季節感を残すことを意識しているといい、「豊かな自然があると、発想の種ができると思う」と、自身の創作活動の根源にもなっていると語った。 　新たなソリューション事業ブランド「イグニチャー」では、顧客にとって最適な設備の組み合わせを提案し、電気やガスといったエネルギーの効率的な管理などを提案する。 　従来、電力は大規模な発電所からの供給が基本だったが、太陽光などで電力を顧客が自家消費する分散型の電力網を強化していく。 　イグニチャーは2024年4月から本格提供を開始する。