那覇空港を望む「瀬長島」に新ホテルコンド 全室完売、オーナーの特徴は? あす11日オープン 東急グループ 沖縄
東急グループ(東京)は11日、豊見城市にオーナーが利用と運用を併用できるホテルコンドミニアム「ストーリーライン瀬長島」をオープンする。同業態の展開は初めて。 【写真&動画】インフィニティプールからは飛行機の離着陸も一望
地上8階建てで、101室。敷地面積は約3800平方メートルで、客室の半数以上が55平方メートルを超える。プールや屋外温泉スパ、ラウンジなども備える。2人1室の1泊料金は2万5千円から。現在は全室が完売している。オーナーのほとんどが県外で、個人と法人の割合は半々だという。 同グループは、1963年の琉球東急ホテルの開業を機に、本格的に沖縄での事業に乗り出した。79年に宮古シーサイドホテル、84年に宮古島東急リゾート(現宮古島東急ホテル&リゾーツ)を開業するなど、宮古島の開発も積極的に行ってきた。ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄など県内に六つのホテルを展開し、今年61年目を迎える。 9日、同ホテルの開業と、東急グループの沖縄展開60周年を記念して記者会見を開いた東急の堀江正博社長は「沖縄はビーチをはじめとした自然に恵まれており、観光資源は国内一だ」と沖縄で事業を手掛ける意義を語った。 (與那覇智早)
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