若年層で感染広がる インフルエンザ猛威 県が流行警報【岩手】
IAT岩手朝日テレビ
岩手県は先週1週間に報告されたインフルエンザの感染者数が急増し、本格的な流行状態となったとして、インフルエンザ流行警報を発表しました。 県によりますと、16日から22日までの1定点医療機関あたりのインフルエンザの患者数は県全体で前の週より13.84人多い32.54人で、警報の基準値の30人を超えました。 保健所管内別にみると、中部62.5人、宮古43人、県央36.89人、奥州35.86人、釜石34人と5つの管内が警報レベルです。 年代別では、10歳未満が全体の44%、10歳から15歳が26%を占めていて、今シーズンの学校などの休業措置は24日までに、のべ132件にのぼります。 若年層で流行傾向にあるとみられています。県は手洗いやマスク着用のほか、十分な栄養や睡眠をとるなど体調管理、症状がある場合には無理して学校や職場に行かないなど、さらなる感染予防対策の徹底を呼びかけています。