北陸放送

文化勲章を受章し、今年10月に亡くなった陶芸家・大樋陶冶斎さんのお別れの会が10日金沢市で開かれ、大勢の人が別れを惜しみました。 【写真を見る】文化勲章受章の陶芸家・大樋陶冶斎さんお別れの会 文化人や財政界の関係者など800人以上が参列 陶冶斎さんのお別れの会は、10日に金沢市文化ホールで開かれ、生前に親交のあった文化人や政財界の関係者など800人以上が参列しました。 馳知事 「我が国の美術工芸界に大きな足跡を残された大樋先生は、工芸王国石川の大きな誇りであります」 山出保元金沢市長 「先生、十代長左衛門先生、これからの石川を金沢を何卒あたたかく見守って下さい」 大樋陶冶斎=本名・奈良年郎さんは、金沢発祥の大樋焼十代目として研さんを積み重ね、2011年には文化勲章を受章するなど、国内を代表する陶芸家の地位を築き上げました。陶冶斎さんは今年10月17日に、脳出血のため95歳で亡くなりました。