【フェブラリーS】人気上位馬三つ巴!最も信頼できる「本命1頭」を徹底調査
2月18日(日)に行われるフェブラリーステークス(G1、東京ダ1600m)。今年最初のG1開催とあって、この日を心待ちにしていた方も多いはず。 そんなファンたちの熱意に応えるためでしょうか、毎年このG1は人気馬が圧倒的優勢。多くの支持を集めた馬が期待通りのパフォーマンスを見せるケースが目立ちます。 ▼フェブラリーS人気別成績 1人気[5-2-2-1]複勝率90% 2人気[3-2-0-5]複勝率50% 3人気[0-1-2-7]複勝率30% (過去10年) ご覧の通り、過去10年では1~2人気の馬が8勝をマーク。中でも1人気の馬が5勝、また10頭中9頭が1~3着に入っており、複勝率90%という驚異的な成績をマークしているのは見逃せません。 今年どの馬が上位人気に推されるかは当日になってみなければわかりませんが、G1で2戦続けて好走しているウィルソンテソーロとドゥラエレーデ、そしてデビュー5戦して1度も連対圏を外していないオメガギネスなどが候補となるでしょう。 この三つ巴様相の様相で1頭軸に選ぶかは難しいところ。そこで今回、様々なファクターから過去の好走傾向を分析。どの馬が最も信頼に足るかをジャッジしました! ▼フェブラリーS年齢別成績 4歳[4-1-1-19] 勝率16.0% 複勝率24.0% 5歳[4-4-4-24] 勝率11.1% 複勝率33.3% ▼フェブラリーS前走クラス別成績 G1[3-3-3-10] 勝率15.8% 複勝率47.4% G2[2-1-1-16] 勝率10.0% 複勝率20.0% ▼フェブラリーS脚質別成績 逃げ[1-1-0- 8] 勝率10.0% 複勝率20.0% 先行[6-1-2-31] 勝率15.0% 複勝率22.5% 差し[2-6-4-45] 勝率 3.5% 複勝率21.1% 追込[1-2-4-44] 勝率 2.0% 複勝率13.7% (いずれも過去10年) 「年齢」は馬券内の頭数こそ5歳馬がリードしているものの、勝率という観点では4歳馬がわずかに有利。今年はオメガギネス、ドゥラエレーデが該当しています。 次に「前走クラス」はG2経由の馬が2勝、G1を経由した馬が3勝と順当な数字。しかし、このうち前走G2クラスから勝利したのはいずれも東海Sを勝利した15年コパノリッキー、19年インティの2頭ですから、前走東海Sを2着と取りこぼしたオメガギネスには少々向かい風となります。ここではG1を2度経験してきたウィルソンテソーロ、ドゥラエレーデに軍配が上がりそうです。 最後に「脚質」別成績。直線が長く差しが届くイメージのあるフェブラリーSですが、1着という観点では先行馬が6勝と最多。ウィルソンテソーロは最近こそ逃げや追い込みなど多彩な競馬を披露していますが、ここは先行競馬を貫いてきたオメガギネス、ドゥラエレーデに分がありそうです。 まとめると、上記の考察から上位3頭はいずれもチャンスありという結果。あえて本命候補1頭を挙げるとするならば、上記すべての好走傾向に当てはまったドゥラエレーデが最も信頼に足りそうです。 クラシックや海外など様々なチャレンジを続けてきたドゥラエレーデは、今回がB.ムルザバエフ騎手と挑む4度目のG1。芝とダートの両刀G1ホース誕生に期待しましょう!
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