レッドブル、FP2での失速はセットアップ変更が原因? フェルスタッペン「期待通りの普通の1日だった」
F1スペインGP初日、レッドブルはマックス・フェルスタッペンが5番手、セルジオ・ペレスが13番手となった。 【リザルト】F1第10戦スペインGP:フリー走行2回目 カタルニア・サーキットの特性上、レッドブルがここ数戦の苦境から脱し、強さを見せるのではないかと見られていたが、初日のフリー走行ではトップタイムをマークできなかった。 だがフェルスタッペンは、あくまでマシンのセットアップを調整しているところであり、彼が期待していたクリーンな週末の最初の1日だったと語った。 「FP1とFP2でいくつか異なるセットアップを試したんだ。だから、少し微調整しているところだけど、少なくとも今日自体は何の問題もなく、普通に過ごせた」 「僕たちはそれを期待していたんだ。マシンを少し整える必要があるけど、それはごく普通のことだ」 レッドブルは今回、マシンにアップデートを投入しているが、フェルスタッペンはその効果は大きなものではないと付け加えた。 「とても小さいよ。それほど大きなものではないんだ。今のところ、すべてが普通の感じだ」 一方、ペレスはFP1で5番手だったものの、FP2では13番手と苦しんだ。これも、セットアップを変更した影響があったようだ。 「今日は良い感じでスタートできたけど、FP2ではかなり変更を加えてしまい、少し道を見失ってしまったと思う。分析すべきことはたくさんある」 そうペレスは振り返った。 「多くの変更を行ない、クルマをかなり探ったんだ。だから、明日に向けて正しい部分を選択できることを願っている」 ペレスは前戦カナダGPでクラッシュ後、安全ではない状態で走行を続けたとして、スペインGPでの3グリッド降格ペナルティを受けてしまった。 そのため、ペレスは予選で上位につけ、ペナルティのダメージを最小限に抑えることが重要だと語った。 「予選はとても重要だ。ここはオーバーテイクが少ないから、予選をうまく通過して、日曜日に良いポジションにつけられるかがとても重要になる」