【試験実施】生成AI使った音声ガイド 遺跡の学び館 岩手県盛岡市
TVIテレビ岩手
岩手県盛岡市の博物館で、岩手県立大学と協同で研究した生成AIを使った音声ガイドを試験的に行っています。 盛岡市にある「遺跡の学び館」は、より分かりやすい展示をしようと岩手県立大学・ソフトウェア情報学部と共同で人工知能・AIに展示内容を説明させる研究をしています。 今回は夏に続いて2回目の実施です。 縄文時代から江戸時代まであわせて12の遺跡展示コーナーに設置したパネルに館内で無料で貸している端末を近づけると、生成AI「チャットGPT」が作ったガイド音声が流れます。 AI 「手代森遺跡は盛岡市手代森地区にある約3000年前の縄文人が住んでいたムラの跡です」 ガイドは小学校低学年用から大人用まで、年代に合わせた5種類があり、ガイドの内容に沿ったクイズも楽しめます。 AI 「カキノキヒラ遺跡は何年前の遺跡でしょうか」 (記者) 「上だ!」 AI 「ブブー!」※本来は「かきのきだいら」と注釈 この試験研究は12月8日まで盛岡市「遺跡の学び館」で行っています。 施設と県立大学では、このガイドの本格導入を視野にAIの精度を高めるということです。