千原せいじ「自分ができないことを無理して自分でする必要がない」“人生を楽しむコツ”とは?
◆千原せいじ「好き」を存分に楽しむ
MUNE:せいじさんってお笑い以外の世界でも顔が広い印象があります。 千原:僕は友達に依存して生きている節があって。何でもかんでも友達に頼みます。自分ができないことを無理して自分でする必要がまったくないんです。絶対に得意な奴がいるから、全部みんなに振りますね。 MUNE:正しいし、一番いいものができますよね。 千原:そうです。みんなも乗っかって楽しんでくれるし。「こういうのが得意な人おる?」「聞いてみるわ」みたいな。 MUNE:頼まれるほうも嬉しいですよね。 千原:逆にうちの奥さんはそういうのが嫌いなんですよ。「人を頼りにするのはやめて」って。今も映画「マッドマックス」のトーカッターが乗っていたバイクを作ってるんですけど、そんなん僕が作るのって無理じゃないですか。 MUNE:それはそうですね(笑)。 千原:僕が欲しいって言うただけで、友達がみんなやってくれるんですよね。ほんまに僕はクズ人間ですね。 MUNE:そんなことはないです(笑)。自分の楽しみって、歳を取ってくると作らないとダメじゃないですか。そういうのを見つけられないとみんな悩んじゃったり、これから先の人生を重く考えちゃいますよね。 やっぱり、そうやって趣味を楽しむことってすごいなって思っていて。せいじさんも、芸能というところに身を置きながらそういうことをやっているのっていいですよね。 千原:子どものころに想像していた54歳はもっと大人やったんですけどね。 MUNE:そうですよね(笑)。 千原:結局、17歳ぐらいから変わってへんなって思っています。 MUNE:心はまだ高校生ぐらいのままなんですね。 千原:成長していないんです。だから、好きなバンドを見つけた、スニーカーがどうとか、結局(これまでと)一緒です。 MUNE:羨ましいです。 * 番組では他にも、企業が倒産するサイン、いまだに吉本新喜劇をチェックする理由、住居を決める基準などを語りました。 (「直撃!コアチョコ地獄電波」2024年2月8日(木)配信回より)