有名ホストと結婚した鈴木涼美が語る、「経験人数4桁」の男でも許せる先人の知恵とは
私の場合は自分がされたら嫌なことや不安なことをわかりやすい事例を出しながら順位付けをして、たとえば「新たに知り合った女性とワンナイトされるより高校時代の彼女のピンチに駆けつけられる方が不快指数は上です」などと申告したため、気づかずに嫌なことをする、みたいな事故が防げているのかもしれません。 三十歳まで男子寮と実家生活で女性と交流がなく、ピッカピカの童貞でした!みたいな人と結婚しない限り、自分に過去の恋愛やセックスがあるのと同じように彼にもそれなりの過去があり、自分以外の女性との、性的ではないにせよ親密な交流があるのはなかなか防ぎようのない事実かと思います。だとしたら自分なりの折り合いの付け方を見つけて自分で自分の機嫌をとる技を身につけるしか、心穏やかに暮らすすべはありません。 お便りを読んでいると、夫とその女友達はそれなりに付き合いが長く、かなりフランクな間柄のようですから、もしかしたらいっそのこと彼女と夫婦ぐるみでとっても仲良くなってしまうというのも手かもしれません。いまいち見えないところにある関係や人物は心の中でどんどん大きくなり、脅威ではないところに脅威を感じてしまうものです。彼抜きで女子同士で出かけるくらい仲良くなってしまえば、あなたにとって不快な人物でなくなると同時に、「手癖の悪い」彼女にはそれなりの牽制にもなる気がします。 【鈴木涼美さんへのお悩みを募集中!】 連載「涼美ネエサンの(特に役に立たない)オンナのお悩み道場」では、恋愛、夫婦、家族、仕事、友人など、鈴木さんと同世代の30~40代女性を中心に、お悩みを募集しています。ご応募はこちらのフォーム(https://forms.gle/vH3KMGRGBPJb2TE5A)から! ●鈴木さんからのメッセージ 私はずっと地べたにはいつくばって生きている感じなので、こんな風にすれば素敵な人生送れるよ!というアドバイスは何もないですが、ピンチに陥ったり崖っぷちに立ったりすることは多い日々だったので、痛み分けする気分で、気負わずなんでもお便りお待ちしてます。
鈴木涼美