4カ月間アメリカ修行の萩原京平が「武田戦は苦手克服の証明になるし、ステップアップのいい実験台」【RIZIN】
「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)の前々日インタビューが3月21日、大阪市内で行われた。 セミファイナルでは武田光司(BRAVE)と萩原京平(SMOKER GYM)が対戦する。武田は昨年11月の「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」でトフィック・ムサエフに敗れて以来の再起戦。ライト級からフェザー級に階級を落としての参戦となる。萩原は昨年9月に牛久絢太郎に敗れて以来の再起戦。 萩原はこの試合の前に4カ月間のアメリカ合宿を行ってきたのだが、今回のテーマとして「成長したところを見せるというのと、アメリカで約4カ月練習して、前回と違うところを見せたいというのもあるし、苦手なところを克服できたというところを見せたい」などと語った。その内容は「レスリング力もそうだし、MMAレスリングや壁レスをしっかりやってきた。そういうところが変わった実感がある。そこが一番成長。フィジカルも日本でやっていなかった強度の練習をやってきた。アーチュレッタ選手とフィジカルも一緒にやった。これだけやればアーチュレッタ選手も試合でスタミナが続くよなと納得のトレーニングだった。フィジカルも上がっている」と語った。 武田の印象については「レスリングが強いのと粘り強い。しつこい。それくらい」、試合については「お互いにやりたいことが明確。自分は組みを切って、得意の打撃で倒したい。分かりやすい展開になる」との見立て。 また今回の試合については武田がSNSで呼びかけたことがきっかけとなって実現。武田はRIZINのドキュメンタリー番組「RIZIN CONFESSIONS」では「いきなり海外のトップとは試合ができないから最初は萩原とやりたい」と萩原戦を一つのステップと考えているとも思われるコメントを残しているのだが、萩原も「そう感じるところもあるし、逆に僕もそこを克服したら、自分の苦手克服ができたという証明にもなるので、自分としてもいい踏み台というかステップアップのいい実験台になると思っている」と武田を踏み台にさらなる高みを目指す意欲を見せた。