ブレイク必至!? 中日、次世代のスター候補6人
石橋康太
・投打:右投右打 ・身長/体重:181cm/94kg ・生年月日:2000年12月7日 ・経歴:関東第一高 ・ドラフト:2018年ドラフト4位 2023年はプロ初本塁打を放つなど、飛躍の足掛かりを掴んだ石橋康太。正捕手・木下拓哉を脅かす存在になりそうだ。 関東第一高では1年夏に一塁手のレギュラーとして甲子園に出場した。同秋から正捕手を担い、高校通算57本塁打を記録。強打の捕手として注目され、2018年ドラフト4位で中日ドラゴンズに入団した。 高卒1年目から一軍の舞台で先発マスクを経験。翌2020年は一軍出場なしに終わったが、同年は二軍で53試合出場、打率.294、3本塁打、22打点の好成績を残した。 その後は一軍での出場機会を増やせずにいたが、2023年は自己最多の39試合に出場。打率.257、2本塁打と打撃でも光るものを見せた。オフには若手選手が主体となるアジアチャンピオンシップの日本代表に選出され、大会制覇に貢献。 チームには木下拓をはじめ、宇佐見真吾など打撃に定評があるライバルが多いが、正捕手の座を狙いたい。
根尾昂
・投打:右投左打 ・身長/体重:177cm/84kg ・生年月日:2000年4月19日 ・経歴:大阪桐蔭高 ・ドラフト:2018年ドラフト1位 2023年はシーズン終盤に一軍の舞台で見事な投球を見せた根尾昂。満を持してのブレイクに大きな期待がかかる。 大阪桐蔭高時代には、投打の二刀流で甲子園春夏連覇に大きく貢献した。迎えたドラフト会議では、4球団が1位指名で競合。抽選の結果、中日ドラゴンズが交渉権を獲得し、内野手としてキャリアをスタートさせた。 プロ入り後は外野に挑戦するなど試行錯誤したが、思うような結果を残せず2022年シーズン途中に投手へ転向することとなった。 同年はリリーフとして25試合に登板し、防御率3.41を記録。最速154キロを計測するなど、随所にポテンシャルの高さを発揮した。 2023年はファームを主戦場とし、先発投手として経験を積んだ。シーズン終盤には一軍に昇格すると2試合(12回2/3)を投げ、プロ初勝利こそお預けとなったものの、防御率0.71と優秀な数字をマークした。 投手転向3年目を迎える2024年は、春季キャンプ一軍スタート。プロ初勝利に加え、先発ローテーションへの定着を目指すシーズンになりそうだ。